転職や異動、今の仕事を続けるかどうかを考えるとき、多くの人が「年収」「ワークライフバランス」「残業時間」「勤務地」といった条件面を重視しがちです。もちろんこれらの条件は大切ですが、最近私が感じているのは、それらはあくまで判断材料の一部であり、「キャリアの軸そのもの」ではないのではないかということです。
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条件だけで決めると後からブレることもある
年収が上がる、残業が減る、休みが取りやすい。一見すると合理的な選択に見えますが、条件だけでキャリアを選ぶと数年後に違和感を覚えることがあります。
- 「確かに楽にはなったけど、成長している感覚がない」
- 「給料は上がったけど、将来どうなりたいかが見えない」
こうしたモヤモヤは条件が悪いからではなく、「なぜその選択をしたのか」を支える軸が弱かったから生まれるのだと考えています。
キャリア軸は“問い”でできている
私が最近意識しているのは、キャリア軸とは「答え」ではなく「問い」だという考え方です。以下のような問いに対して、毎回完璧な答えを出す必要はありませんが、意思決定のたびに立ち返ることが大切だと感じています。
- どんな状態の自分でいたいのか
- どんな力を身につけていたいのか
- どんな人たちと、どんな時間を過ごしたいのか
- 5年後、今の選択をどう振り返っていたいのか
私が大事にしているキャリア軸
あくまで現時点での私の軸ですが、次の3つを重視しています。
- 再現性のある力が身につくか
環境や会社が変わっても使える思考力、構造化力、意思決定力を身につけたいと考えています。 - 自分の弱さが可視化される環境か
楽すぎる環境ではなく、できないことを突きつけられる場所にいることで長期的な成長につながると感じています。 - しんどさに意味があるか
忙しい、厳しい、難しいという“しんどさ”が将来の自分にどう返ってくるのかを意識しています。
キャリア軸は固定しなくていい
キャリア軸は一度決めたら一生変えてはいけないものではありません。年齢や経験、価値観が変われば軸も変わるのは自然なことです。大切なのは「今の自分はどんな軸で判断しているのか」を言語化できることだと思います。これができていれば、たとえ遠回りに見える選択でも後悔は少なくなるでしょう。
条件ではなく問いで選ぶ。完璧な正解を探すのではなく、納得できる理由を持つ。今はそのくらいのスタンスでキャリアと向き合っていきたいと考えています。
次にやること
- 自分のキャリア軸について言語化してみる
- 現在の仕事や環境が軸に合っているか振り返る
- 将来の問いを考え、定期的に見直す習慣をつける
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