仕事やプライベートで「言語化してほしい」と言われることはありませんか?一方で、「言語化が大事なのは分かるけど、どうやってやればいいのか分からない」「考えてはいるけど言葉にしようとすると詰まってしまう」と感じる人も多いでしょう。この記事では、そんな言語化の壁にぶつかっている方に向けて、言語化が苦手な理由や具体的なコツを紹介します。
言語化が苦手な理由は「考えていない」からではない
言語化ができない=考えていない、とは限りません。多くの場合、頭の中に感覚や印象が渋滞していたり、情報が整理されていないまま話そうとしていたり、結論と理由が混ざってしまっていることが原因です。この状態で言葉にしようとすると、うまく表現できなくなります。つまり、問題は「思考の量」よりも「思考の並び方」にあることが多いのです。
言語化の第一歩は「事実と感情を分ける」こと
言語化を楽にするコツの一つは、事実と感情を分けて考えることです。例えば「この仕事、正直しんどい」という言葉を分解すると、
- 事実:タスク量が多い、期限が短い、仕様が曖昧
- 感情:不安、焦り、疲れ
いきなり「しんどい」とだけ言うのではなく、「何が起きているのか」「それに対してどう感じているのか」を分けて整理するだけで、言葉にしやすくなります。
「なぜ?」を1回だけ深掘りする
言語化が苦手な人は、「なぜ?」を何度も掘り下げようとして途中で止まってしまうことが多いです。個人的には「なぜ?」は1回だけ深掘りするのがおすすめです。例えば、
- なぜそう思ったのか
- なぜ違和感を感じたのか
この1回の深掘りで、自分が何に引っかかっているのかが見えてきます。完璧な答えを出そうとせず、仮の言葉で十分です。
上手な言語化は「途中のまま出す」こと
言語化がうまい人は、最初から完成された文章を出しているわけではありません。むしろ、「まだ整理しきれていませんが…」「仮ですが、今はこう考えています」と前置きして、途中の思考を言葉にしています。言語化は考えを固めてから話す行為ではなく、話しながら固める行為とも言えます。
言語化は才能ではなく「回数」で上達する
最後に、言語化が得意な人と苦手な人の差はセンスではなく回数だと考えています。たとえば、
- メモに書く
- 誰かに説明する
- 文章にする
こうした言語化の機会を増やすことで、自分の思考を言葉にするスピードが上がっていきます。最初は下手でも浅くても問題ありません。出さなければ上達しないからです。
次にやること
- 日々の気持ちや出来事を事実と感情に分けてメモしてみる
- 「なぜ?」を1回だけ自分に問いかけてみる
- 言語化が完璧でなくても、誰かに話してみる・文章にしてみる

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