仕事や日常のあらゆる場面で「解像度を上げる」ことの重要性を感じています。今回は、解像度を上げるとはどういうことか、なぜそれが大切なのかを考えながら、実践的なポイントをまとめてみました。
解像度を上げるとは何か?
解像度を上げるという表現は、物事をより詳細に、より正確に理解することを指します。馬田さんの著書でも触れられているように、解像度を上げるためには「深さ」と「広さ」の両方が必要だと感じています。
深さとは
深さは、単に表面的な事象をなぞるのではなく、なぜそうなっているのか、その本質や背景、因果関係まで掘り下げることです。例えば、コンサルティングの現場で言えば、論点の根っこまで潜っていくイメージです。深く掘り下げることで、本質的な問題や課題が見えてきます。
広さとは
一方で広さは、別の視点や選択肢を持つことを意味します。同じテーマでも業界や立場、時間軸を変えると見え方が大きく異なります。広さがないと、自分の見ている世界がすべてだと錯覚してしまい、視野が狭くなりがちです。
失敗しやすいポイントを先に押さえる
解像度を上げる過程で特に注意したいのは、失敗しやすいポイントを先に把握することです。よくある失敗例としては、
- 前提条件を確認しない
- 相手の目的を取り違える
- 制約条件を無視する
- 過去の経緯を知らないまま判断する
こうした地雷を踏むと、どれだけ思考を巡らせても評価が下がってしまいます。だからこそ、最初に「この領域で失敗しやすいのはどこか?」を押さえておくことが重要です。これは深さの理解であり、経験に基づく広さの知識でもあります。
正攻法を理解したうえで自分の型をつくる
もう一つ大切なのは、まず正攻法を理解することです。王道の進め方や基本の型、再現性のあるやり方を知らずに自己流に走るのは遠回りになりがちです。逆に、正攻法を理解したうえであれば、自分なりの工夫ややり方を磨く意味が出てきます。これは武道の「守破離」に例えられ、まずは「守」をしっかり身につけることが大切です。
解像度が上がると判断の質が変わる
解像度が上がると、
- 何が重要で何が些末かを見極められる
- どこまでやれば十分かの判断ができる
- 今決めるべきか、保留すべきかの判断が早く正確になる
逆に解像度が低いままだと、頑張っているのにズレたアウトプットを出し続けてしまうことがあります。だからこそ、量をこなす前に解像度を上げる意識を持つことが重要だと感じています。
最後に
解像度を上げるとは、深く考え、広く見て、外してはいけないポイントを押さえ、正攻法を理解したうえで自分の型をつくることです。簡単ではありませんが、ここをサボると遠回りになってしまいます。最近は特にこのことを強く感じています。
次にやること
- 自分の業務や課題で「深さ」と「広さ」を意識してみる
- 失敗しやすいポイントをリストアップし、事前に確認する習慣をつける
- 正攻法の理解を深め、基本の型を身につけるための学習計画を立てる
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